←写真:プライベート活動の1コマ。バンドライブで万歳です!右側のファンキー娘が藤中さん。
来ました!越南ネットに道産子娘の登場です。藤中さんは、お便り読んだら分かりますが、入社3年目を激走中で、今春、4年目に突入しようとしているヤングです。写真見ても分かるように、エンジョイライフしてそうですよね。っが、しかし、お便りの中では、趣味で活動しているバンド(バンド名=ジェシカ)のことには一切、触れていません。また、これが、興味をそそらせますので、このバンド活動秘話は、別途、取材依頼したいと思っています。さて、話題は、360度変わりますが、実は、私、藤中さんとは面識がないんです。会った事がないんです。年齢的なギャップとして、私が中学生の時に、藤中さんは幼稚園児かと思いますので、世代間GAPもありますし、DISTANCEの視点でも、札幌と磐田ですから簡単に会うわけにも行かず、共通点は、ただのベト科卒ってことだけなんです。出会いは、Mixiっ酢。改めて、東京外大ベト科卒というカテゴリにーに運良く属していたことを幸せに思います。(文責. 竹山正人)
<藤中さんからのお便り>
皆さん、こんにちは!2006年卒の藤中里絵と申します。現在は、北海道の第二地銀である北洋銀行に勤務しています。銀行カラーに全く染まらず浮きっぱなしで丸3年働いてしまいました。
外語大への入学は、当時は強く志望していた訳ではなく受験上の成り行きのような感じでしたが、もし今の私があの頃に戻るなら迷わずベト科を第一志望に張り切って勉 強することでしょう。ベト科で過ごした5年間は私の人生の中でももっとも輝いていた時間の一つだとしみじみと感じています。不真面目でハチャメチャな学生でしたが、小さな出来事に心痛めたり、文化の違いや人との出会いに魂を揺さぶられたりと、かけがえの無い思い出がいくつも生まれた日々でした。
さて、そんな私がなぜ今銀行で働いているのか。それは大学入学と全く同じでまさに「成り行き」であります(笑)。大学3年の冬、東京ビックサイトにて就活に疲れた私の目に止まったのは「Uターン就職ブース」。何気な〜く入ったブースがたまたま今の会社で、人事の方の熱ーい北海道への愛にすっかり心打たれホームシックだった私は急遽道内でその会社だけ受けようと思い立ち、そしたら面接はサクサク進み、気がつけば入行しておりました。うーん。ご縁ですね。
しかし銀行というのは皆様の想像通り非常に堅くて(私生活除く)、神経質で、保守的で息が詰まりそうな部分もなきにしもあらず。入行して2年がすぎ、肌の合わなさ・馴染めなさを感じていました。ただ、私の会社の中にもわずかに外大ブラッドが流れたOBがおりまして(3人くらい)励まされつつ、何とか外国為替というマニアックな分野で細々生息していました。ところが去年の7月、突然「本部の業務企画部で働け」という異動が出ていざ行ってみたら部長から「とりあえずマーケティングとかやってもらうから」と一言。「・・・え?昨日まで外貨両替とか、外国送金とかしてたんですけど・・・マーケティング???」と疑問を挟む余地も与えられないまま、去年10月に控えていた合併(当行は札幌銀行と去年10/14に合併しました)にむけて動き出していたプロジェクトの嵐に飲み込まれていったのです。
「マーケティング」とはAMA(アメリカマーケティング協会)の定義によると「組織とステークホルダー(利害関係者)の両方に取って有益になるように、顧客にとっての価値を創り、伝え、提供し、顧客との関係を管理するための組織的な機能とその一連のプロセスである」としています。つまり、世に言うマーケッターのような統計とかグラフとか睨んで商品開発するようなものだけがマーケティングではなく、一言で言うと「お客様に喜ばれる売れる仕組み作り」な訳なので、それに関連する広告宣伝、業務改善、人事評価、システム開発・・・あらゆることがマーケティングの一部なわけです。つまり「マーケティングやってもらうから=何でもやってもらうから」ってことで・・・。合併に絡んで色々やることあるから働け!ということだったのですね。という訳で、去年は死ぬ思いでしたがおかげさまで銀行らしい仕事とはちょっと離れて、転職したような新鮮な気持ちで日々働いています。
最近思うのは、私の人生ってちっとも思うように行ってないのですが、予想外のことが起こるというのは面白くて、案外幸せなことなんじゃないかなぁと。現役ベト科の学生さんも、そろそろ就職活動に入るのでしょうが、疲れた時は自然な流れに身を任せてみるのも悪くないかもしれません。でも、責任は持てませんが(笑)。では、ごきげんよう!
<藤中さんからのお便り>
皆さん、こんにちは!2006年卒の藤中里絵と申します。現在は、北海道の第二地銀である北洋銀行に勤務しています。銀行カラーに全く染まらず浮きっぱなしで丸3年働いてしまいました。
外語大への入学は、当時は強く志望していた訳ではなく受験上の成り行きのような感じでしたが、もし今の私があの頃に戻るなら迷わずベト科を第一志望に張り切って勉 強することでしょう。ベト科で過ごした5年間は私の人生の中でももっとも輝いていた時間の一つだとしみじみと感じています。不真面目でハチャメチャな学生でしたが、小さな出来事に心痛めたり、文化の違いや人との出会いに魂を揺さぶられたりと、かけがえの無い思い出がいくつも生まれた日々でした。
さて、そんな私がなぜ今銀行で働いているのか。それは大学入学と全く同じでまさに「成り行き」であります(笑)。大学3年の冬、東京ビックサイトにて就活に疲れた私の目に止まったのは「Uターン就職ブース」。何気な〜く入ったブースがたまたま今の会社で、人事の方の熱ーい北海道への愛にすっかり心打たれホームシックだった私は急遽道内でその会社だけ受けようと思い立ち、そしたら面接はサクサク進み、気がつけば入行しておりました。うーん。ご縁ですね。
しかし銀行というのは皆様の想像通り非常に堅くて(私生活除く)、神経質で、保守的で息が詰まりそうな部分もなきにしもあらず。入行して2年がすぎ、肌の合わなさ・馴染めなさを感じていました。ただ、私の会社の中にもわずかに外大ブラッドが流れたOBがおりまして(3人くらい)励まされつつ、何とか外国為替というマニアックな分野で細々生息していました。ところが去年の7月、突然「本部の業務企画部で働け」という異動が出ていざ行ってみたら部長から「とりあえずマーケティングとかやってもらうから」と一言。「・・・え?昨日まで外貨両替とか、外国送金とかしてたんですけど・・・マーケティング???」と疑問を挟む余地も与えられないまま、去年10月に控えていた合併(当行は札幌銀行と去年10/14に合併しました)にむけて動き出していたプロジェクトの嵐に飲み込まれていったのです。
「マーケティング」とはAMA(アメリカマーケティング協会)の定義によると「組織とステークホルダー(利害関係者)の両方に取って有益になるように、顧客にとっての価値を創り、伝え、提供し、顧客との関係を管理するための組織的な機能とその一連のプロセスである」としています。つまり、世に言うマーケッターのような統計とかグラフとか睨んで商品開発するようなものだけがマーケティングではなく、一言で言うと「お客様に喜ばれる売れる仕組み作り」な訳なので、それに関連する広告宣伝、業務改善、人事評価、システム開発・・・あらゆることがマーケティングの一部なわけです。つまり「マーケティングやってもらうから=何でもやってもらうから」ってことで・・・。合併に絡んで色々やることあるから働け!ということだったのですね。という訳で、去年は死ぬ思いでしたがおかげさまで銀行らしい仕事とはちょっと離れて、転職したような新鮮な気持ちで日々働いています。
最近思うのは、私の人生ってちっとも思うように行ってないのですが、予想外のことが起こるというのは面白くて、案外幸せなことなんじゃないかなぁと。現役ベト科の学生さんも、そろそろ就職活動に入るのでしょうが、疲れた時は自然な流れに身を任せてみるのも悪くないかもしれません。でも、責任は持てませんが(笑)。では、ごきげんよう!
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