2009年4月7日火曜日

お便り-池田秀子(01卒)


←写真:東京マラソンにて疲労にも係らず、慢心の笑みは池田の秀子さんです

池田さんには、宇根先生のパーティーの際に、事務局として、大車輪として活躍して貰いました。パーティー準備段階で、彼女とは連絡を密に取ったのですが、私の20行以上に渡るメールに対して、彼女の返信はいつも2行程度(ときどき、1ワード)。そのクールさに、何故だが、私は惹かれてました。彼女は、今回、東京マラソン参加のお話を越南ネットに投稿してくれましたが、以前からも "ミッドナイト山道ひたすら激走イベント"とかにも参加したりとアクティブ娘です。その話を聞いていたものですから、刺激を受け、私もマラソンを始めました。2008年11月に開催された磐田ジュビロハーフマラソンに参加して、1時間59分54秒の完走でした。真っ先に、完走の報告をしたのは、池田の秀子さんでした。すなわち、私は、池田さんに惹かれて走り始めたのですが、彼女はクールに快走で、差が縮まりません。もう悔しいので、言っちゃいます!「あなたのゴールは何処?」 PS:4月26日(日)開催の掛川新茶フルマラソンに参加します。この大会は、5キロ毎に、メロンやイチゴとか食べ放題なんです。時期的にも熱さとの勝負になりますが、一杯食べて、途中でバテテ、棄権すると思いますが、心臓発作だけには気を付けてがんばりたいと思います!(文責:竹山正人)

<池田秀子さんからのお便り>

皆さん、こんにちは。 96年入学、2001年卒業の池田秀子です。早いもので、宇根先生の退官パーティーから1年が経ちましたね。竹山幹事長の大号令のもと、私もこそこそっとお手伝いをさせて頂いておりました。

現在、私は兼松㈱という商社の食品部に勤務しています。担当は中国とインドネシアで、加工フルーツ(冷凍の苺や桃など)やナタデココを輸入し、国内の食品メーカーさんに販売、メーカーさんが美味しく加工して、最終的にフルーツヨーグルトになっています。お昼や小腹が好いた時に食べるアレです。残念ながら、越南ネットに華々しく登場されてきたベト科の皆様と違い、入社以来、ベトナムとの関わりが殆どありません(汗) という訳で、超南ネタ不足につき、今回は『東京マラソン』で突っ走ります~。

2007年から始まった東京マラソン、今年が第3回となります。昨今のマラソンブームもあり、年々応募者が増え、なんと今年のフルマラソン(言わずもがな、42.195km)は、3万人の枠に対し、22.6万人の応募があったそうです。なんと倍率、7.5倍。確率だけで言えば、外大の後期日程バリの狭き門です(笑) そのプレミア出場権を、私は初の応募でゲットしました。

中学は吹奏楽部、高校は弓道部、大学のラクロス部は半年持たず退部・・・と、がっつり運動部タイプではありませんが、社内人になり、なぜか運動を始めるようになった私。ここ数年は、すっかり山にハマり、春~秋は登山&トレイルランニング(最近注目の山を走るスポーツです。)、冬はスキー(バックカントリー)と、山づいた週末を送っています。山を走るとは言え、トレイル(=登山道)とロード(=コンクリート)は別物で、硬いロードに慣れるべく、初めは5kmからスタート。しかし、空気の悪い都心をただただ走るのは辛く、モチベーション維持の為に、ランナーの聖地・皇居を走ってみたり、東京タワーを眺めなら芝公園をぐるぐる回ってみたり、港区の大使館巡りをしてみたり。警備の厳しいアメリカ大使館脇では、警官に止められ、『どこへ行くの?』と。 『最終的には家に帰りますけど・・・』と私。

人間不思議なもので、体が慣れてくると『もっと先へ、もっと速く』と思うようになるんですねぇ。平日、仕事の後の20km走も苦にならなくなり、大会1ヶ月前には30kmもこなしました。一般的に30km走れると、フルマラソンは完走できると言われており、とりあえず完走はできるな♪と。あとはタイムです。会社でも、アウトドア仲間にも『目標は高く、SUB4(サブ フォー)!』と高らかに宣言。SUB4とは、ランニング用語で4時間を切る事を指し、市民ランナーにとって、最初の関門です。

大会1週間前から、天気予報は曇りと雨とを行ったり来たりで、気が気ではありませんでした。晴れろー晴れろーという呪いに近い祈りも虚しく、当日の朝は曇天模様。しかも強風のおまけ付き。新宿駅に到着すると、西口から都庁に向かう広く長い通路はランナーで埋め尽くされ、静かな興奮と緊張でいっぱいでした。手荷物を預け、エントリー時の自己申告タイム順に決められたスタートブロックに入ります。スタートまであと40分。じっと待つ他ありません。スタートが近づくにつれ、中継のヘリが上空を旋回し始め、徐々に興奮が高まってきます。号砲がなり、いざ!と気合を入れ直しましたが、後方ブロックにその波は来ず。暫くしてからのろのろと歩き出し、石原都知事の立つスタートゲートを通過できた頃には、号砲から7分経過していました。

前半に調子に乗って飛ばし過ぎる事が、最も素人が陥り易い失敗とどのランニング本にも書いてあったので、ハーフまではのんびり行こうと決めていました。どこを見ても、沿道は応援の人・ひと・ヒト。全然知らない私にまで、応援の声を掛けてくれ、ハイタッチ!忍者の仮装をしたおじさまと世間話をしたり、某Jンクスポーツ企画で参加のお笑い芸人集団をかわしたり、予め応援ポイントを知らせてくれた友人を見つけて大はしゃぎしたりと、都庁を出発し、品川を折り返して向かう銀座まで、それはそれは楽しい前半でした。

マラソンは30kmからが正念場とはよく言ったもので、浅草の雷門(28km)辺りから、足が重く感じるように。折からの強風もあり、頑張っても前半のペースを維持するのがやっとになりました。35kmからは小雨も降り出し、佃大橋のだらだらと長いランナー泣かせの登り坂で歩きたい衝動と戦いながら、早く休みたい一心でゴールへ。あとは、足を前に出すのみ・・・。

4時間24分28秒にて、無事完走。目標はクリアできませんでしたが、強風&雨の中、わざわざ応援に来てくれた友人、沿道の人々、そしてエイドのボランティアの皆さんから元気をもらって辿り着けたゴールでした。あれ程辛かったのにも関わらず、ゴールした瞬間に、「また来年も出たい!」と思わせてくれたTOKYO MARATHON 2009 。どうやら私もマラソンマジックに魅せられてしまったようです。

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お便り-榎真実(08年卒)


←写真:左から2人目が榎さん(ハノイ出張での1ショット)
ちょうど1年前に~♪、越南ネットをリリースする際に、新しく社会人になるベト卒生に対して、私は何を考えたのか、「世の中に出ると、あーだーこーだー言う先輩・上司はいるが、自分が信じる事をしろ!」っと、今、聞いても、かなりの赤面コメントを贈りました。その時、「熱いメッセージをありがとうございます!」と返事をくれたのが、榎さんでした。この娘は、伸びる!っと私の中で、太鼓判をグリグリと押したことを最近のように思い出します。あれから1年が経過し、久しぶりに、「アンニョンハシムニカ!」と連絡したら、彼女、すくすくと成長していたので、今回、越南ネットへの投稿を依頼したです。この世界経済危機の中、各社3月赤字決算連発の中、経費削減等のアゲインストの中、additionally、お小遣い半減で竹山ピンチの中、入社一年目からアクティブに頑張っている模様です。若いって素晴らしい!っと感じながらも、「今の30世代って、格好いぃ~!」って後輩から言われるように、頑張りたいと思います!よっこらしょ・・・!(文責:竹山正人)


<榎 真実さんからのお便り>
みなさん初めまして。榎 真実(エノキ マミ)と申します。1年前に無事ベト科を卒業し、4月から入社2年目となりますが、まだまだひよっこで分からない事だらけながらも格闘している毎日です。今回は、私の大学時代から現在の仕事について、私事ではありますがお話しさせていただきたいと思います。

学生時代
なぜ、ベトナム語を学ぼうと思ったのかといいますと、何てことはありませんでした。もともと外国語には興味があったのですが、どうせなら英語や中国語ではなく、人があまり勉強しないような言語を話したい、という思いと、ちょうど私の受験時にベトナムがメディアでも話題になり始めた頃でもあったので、今後日本との関わりも深くなる国になるのでないか、という期待からベトナム語を選択しました。とは言うものの、入学するまでは、ベトナムについて知っていることといえばアオザイ、フォーくらいでした(笑)

それ程、真面目に授業に取り組んでいた訳ではありませんでしたが、今まで聞いたことも無かった言語に出会えたことで、新鮮な気持ちで学ぶ事ができました。また、初めてベトナムへ旅行をした時には、現地のベトナム人と片言ながらもベトナム語でコミュニケーションが取れたことに感動を覚えた記憶があります。

4年前の2005年には1年間ハノイへ留学しました。海外の生活に入り込むことで、実際に肌でベトナムの文化や風習、ベトナムの人々と触れ合うことができたのはもちろん貴重な経験ではありましたが、ベトナム人のパワフルさ、マイペースさに圧倒されながらも異なる価値観に対応できる柔軟性が身についた事は、自分自身の成長につながりました。こうした留学での体験から、ベトナムはもちろんの事、グローバルな仕事をしたいという思いが強くなり、就職活動では物流業界、航空業界を志望していました。

現在の仕事
現在私は、OCS海外新聞普及株式会社に勤めています。初めてこの会社名を聞く方もいらっしゃるかと思います。「海外新聞普及」なので新聞社ですか?とよく聞かれるのですが、実は国際宅配便の会社なのです。海外に新聞や雑誌、貨物などあらゆるものを運んでいる会社です。海外で働いていらっしゃる方はOCSを使ってくださっている方も多くいらっしゃるかと思います。(ありがとうございます!)

私は、営業部の内務に就き、主に輸送手配や請求処理などを行っています。顧客は主に大手企業になるので、貨物の規模もその分大きいだけに、発送の際、気を遣うことも多いのですが、貨物の種類やお客さんの要望によって発送方法を変えたり、ありとあらゆるものを扱えることに楽しさを感じますし、やり遂げた時の達成感は非常に大きいです。

内勤なので直接お客さんに会って営業することはないのですが、電話口でもお客さんから「ありがとう。」と言われると、自分のやっている事が少しでも人のためになっているのだと感じることができます。
3月上旬にはハノイに2週間出張へ行って参りました。ハノイでは、現地スタッフとともに日系企業を訪問し、OCSのサービスを少しでも多くの方に知ってもらうと、セールスに行ってきました。 いつかベトナムで仕事がしたい、という気持ちはあったのですが、まさかこんなに早くに行ける機会が来るとは思っても見ませんでした。留学をしたというものの、ビジネスベトナム語に苦戦したりもしましたが、大学で学んだことが直接仕事に活かせる事ができてモチベーションが以前より上がったように感じます。そして出張で感じたことは、この経済不況ではありますが、ベトナム市場はまだまだ伸びる可能性を秘めているということです。

今後の目標
今後も、何らかの形で今後もベトナムと関わっていける仕事がしたいですね。チャレンジ精神を常に持つことで、ベトナムのプラスの発展に貢献したいと考えています。今就職活動をされている皆さん、このご時世なので厳しい状況だと思いますが、諦めず自分を信じて頑張ってください。現役の学生の皆さん、ベトナム語をやっていてよかった、と思えるような楽しい学生生活を送ってくださいね。


走れ! ポストマン(TBS)を見て!

こちら編集部。

とある情報筋より、ベト科関係者にとっては面白ぃネタを入手しました。ハノイ在住で、越南ネット(2008年6月号⇒⇒⇒)にも御登場いただきました新妻東一さん(V88卒)のご活躍を紹介します。新妻さんは、本業の傍ら、日本のテレビクルーがベトナム取材する際に、通訳としてサポートされているそうです。今回紹介する下記番組にも、新妻さんが大いに関っているそうです。確実に、チェケラッチョ(Check it out YO)ですね。

その番組とは、日曜日22:00からの世界ウルルン紀行のあと釜として新しくスタートした「地球感動配達人 走れ!ポストマン」です。いよいよ今週末の日曜日は、ベトナムを舞台にポストマンが走り回るようです。VHS録画は当然、3倍速ではなく、標準でお願い致します。

<地球感動配達人 走れ!ポストマン>
放映日=2009年4月12日(日)22:00より
放映局=TBS(毎日放送)
番組HPアドレスリンク 
⇒⇒⇒

今回は、心理学者の伊藤哲司さんの依頼で、ベトナムへの留学当時から知り合いだったハノイ・ホアンキエム湖でお茶屋を営んでいたおばあさんに冬暖かなチャンチャンコを、ポストマン松田悟志が届けます。ベトナム旅行情報も満載です。ぜひご覧ください。

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